RTX 5080は、次世代ゲーミング体験を提供するために進化したGPUで、圧倒的なパフォーマンスを誇ります。
高解像度やVR対応ゲームでもその実力を発揮し、ゲームの描写やフレームレートにおいて他のGPUを圧倒するほどの力を持っています。
この記事では、RTX 5080の基本性能から、ゲームでの実力や選び方、さらにはおすすめのPCモデルまで、ゲーマー必見の情報を分かりやすく紹介します。
GeForce RTX 5080の性能について
| RTX 5080 | RTX 4080 SUPER | |
| アーキテクチャー | Blackwell | Ada Lovelace |
| SM | 84基 | 80基 |
| CUDAコア | 10752基 | 10240基 |
| RTコア | 84基 | 80基 |
| Tensorコア | 336基 | 320基 |
| L2キャッシュ | 64MB | 64MB |
| ベース/ブーストクロック | 2295MHz / 2617MHz | 2,295MHz / 2,550MHz |
| VRAM | GDDR7 16GB | GDDR6X 16GB |
| メモリーデータレート | 30Gbps | 23Gbps |
| メモリーバス幅 | 256bit | 256bit |
| メモリー帯域 | 960GB/s | 736GB/s |
| PCI-Express | Gen5×16 | Gen4×16 |
| グラフィックスカード電力 | 360W | 320W |
前世代のRTX 4080 SUPERと比較すると、スペックはほとんど進化していません。
例えば、CUDAコア数は約5%ほどしか違いはありません。
ただ、RTX 5080はVRAMがGDDR7に進化しています。そのおかげでメモリー帯域に関しては約26%上昇しています。
GPU-ZでRTX 5080の情報を見る

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RTX 5080のメリット
VRAM 16GB

昨今のゲームはVRAM消費が激しいです。VRAM8GBのGPUではパフォーマンスが出ないゲームも多くなってきました。
その点、RTX 5080にはVRAM16GB搭載しています。
VRAM16GB搭載していれば、滅多にVRAM不足は起きず、VRAMの容量を気にすることなくゲームを遊べます。
MFGに対応

「MFG(Multi Frame Generation)」は、NVIDIAが開発した革新的な新しいフレーム生成技術です。
従来のフレーム生成技術(例えば、既存のDLSS FG)は、1つのレンダリングフレームごとに1つの追加フレームを生成する方式でしたが、MFGは最大で3つの追加フレームを生成できるのが特徴です。
これにより、DLSS FGよりも格段に高いフレームレートを実現し、ゲームの体験がさらにスムーズで快適になります。
なお、MFG技術はNVIDIAの最新グラフィックボード「RTX 50シリーズ」に搭載された専用機能であり、RTX 5080をはじめとする対応製品でのみ使用可能です。

MFGはNVIDIA AppからDLSSオーバーライドすることで設定できます。

若しくはゲーム上のオプションから直接設定できます。
RTX 5080のデメリット
RTX 5070 Tiと比べてコストパフォーマンスが悪い

下位モデルのRTX 5070 Tiと比べると、RTX 5080のコストパフォーマンスは悪いです。
RTX 5070 Tiは簡単に言うと、RTX 5080の選別落ちのパーツを使っているGPUなので、ゲームパフォーマンス自体はRTX 5080とそこまで差はありません。VRAMも同じ16GBです。
にも関わらず、価格に関しては、RTX 5070 Tiの方が圧倒的に安いです。
総じて、RTX 5080のコストパフォーマンスは、RTX 5070 Tiより劣っています。
RTX 5080のゲーム性能

RTX 5080のゲーム性能を計測するために、Lenovo Legion Tower 7 34IAS10 (Intel)を使用します。RTX 5080 ×Core Ultra 9 285K搭載のウルトラハイエンドのゲーミングPCです。
Lenovo Legion Tower 7 34IAS10 (Intel)のスペックを見る


Assassin’s Creed Shadows

ゲーム内のベンチマークモードを使用。
MFGを有効にすることで爆発的にフレームレートが伸び、フルHD、WQHDでは平均200fps近辺に、4Kでは平均150fpsを超えます。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー

公式から配布されているベンチマークソフトを使用。
フルHD、WQHDは平均200fps近辺に到達。4Kでも平均150fps近辺に達しており、どの解像度でも快適にゲームを遊べます。
Apex Legends

ベンチマークモードがないので、平均フレームレートは、一定のマップを周回後、テルミットグレード、スモーク、ウルトを放って計測しています。
グラフィックの設定はプリセットがないため、下記のように全ての項目で一番右端のいわゆる最高に設定しています。

フルHD、WQHDは上限の平均300fps近辺に到達。4Kでも平均200fpsを超えており、快適にゲームを遊べます。
Fortnite

ベンチマークは有志の方が作ってくれたものを使用しています。目まぐるしく視点が動き、銃撃戦もあるため、負荷は重いです。
FortniteはNaniteを有効にすると負荷が凄まじいのでオフにしています。
フルHDは平均300fps近辺に到達。WQHDでも平均250fpsを超えており、4Kでも平均200fpsに迫っています。どの解像度でも快適に遊べます。
Overwatch 2

ベンチマークは有志の方が作ってくれたものを使用します。BOT戦を観戦するものになります。
フルHD、WQHDは平均300fpsを超えています。さらに4Kでも平均200fpsを超えており、どの解像度でも快適に遊べます。
レインボーシックス シージ エックス

ゲーム内のベンチマークを使用します。
フルHDでは平均400fps付近に達し、WQHDでは平均300fpsを超えます。4Kでも200fpsを超えており、どの解像度でも快適に遊べます。
Cyberpunk 2077

ゲーム内のベンチマークを使用します。
オーバードライブ設定にしているため、パストレーシングが有効になっています。そのため、負荷は非常に重いです。
そのため、DLSS FGだと4Kでギリギリ平均60fpsを超えています。
ただ、MFGを有効にすると、フルHDでは平均300fps、WQHDでは平均200fpsを超えています。4Kでも平均130fpsに達するので、余裕を持って遊ぶことができます。
F1 25

ゲーム内のベンチマークを使用します。
超最大設定にしているため、パストレーシングが有効になっています。そのため、負荷は非常に重いです。
特に4Kの負荷は強烈に重く、ギリギリ平均60fpsを超えます。ただMFGを有効にすると、フルHDで平均300fpsを超えて、WQHDでは平均250fps近辺に到達。
さらに4Kでは平均100fpsを超え、どの解像度でも快適に遊べます。
Marvel Rivals

ゲーム内のベンチマークを使用します。
フルHDでは平均200fpsを超え、WQHDでも平均200fps近辺に到達。さらに4Kえも平均100fpsを超えます。
MFGを有効にするとフレームレートはさらに伸びるので、ハイフレームレートを狙うのであれば、有効にしてもいいかもしれません。
Stellar Blade

ベンチマークモードがないので、ステージを一定時間走ってフレームレートを計測しています。
DLSS FGでもフルHDは平均300fps近辺に到達。WQHDでも平均250fpsを超えます。さらに4Kでも平均200fpsを超えるので、4Kでも入フレームレートで遊べます。
MFGを有効にすることでフルHDでは平均500fpsと過剰にフレームレートが出るので、このゲームの場合、MFGを有効にする必要はないと思います。
Monster Hunter Wilds

公式から配布されているベンチマークソフトを使用しています。
フルHDは平均150fpsを超え、WQHDでも平均150fps近辺に到達。さらに4Kでも平均100fpsを超えます。
ウルトラ設定かつレイトレーシング高にすると、VRAMを激しく消費しますが、RTX 5080はVRAM16GB搭載しているので、フレームレートの落ち込みはありません。
RTX 5080と組み合わせるおすすめのCPUは?

CPUはGPUの性能を引き出すのに必要不可欠なパーツです。このCPUの性能が低ければ、GPUの性能をフルに引き出せません。そのため、組み合わせるCPU選びは慎重に行う必要があります。
RTX 5080との組み合わせでよく採用されるCPUは下記の通りです。
| おすすめ度 | CPU | 搭載PCの価格 |
|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D、Ryzen 7 7800X3D | 高い | |
| Ryzen 7 9700X | 高い | |
| Ryzen 7 7700 | 高い | |
| Core Ultra 7 265K、Core Ultra 7 265F、Core i7-14700F | 高い | |
| Ryzen 7 5700X、Core Ultra 5 225F | 安い |
【おすすめ】Ryzen 7 9800X3D、Ryzen 7 7800X3D

RTX 5080との組み合わせで一番おすすめなのが、Ryzen 7 9800X3D、Ryzen 7 7800X3Dの両CPUです。
この両CPUは3DVキャッシュ搭載しており、ゲームで重要なL3キャッシュの搭載量が96MBと非常に多いです。この両CPUであれば、RTX 5080の性能をフルに活かすことができます。


Ryzen 7 9700X

次点では、Ryzen 7 9700Xがおすすめです。3DVキャッシュこそ搭載していませんが、Ryzen 9000シリーズということで、新しいZEN5アーキテクチャーを採用しています。
シングル性能は非常に高く、ゲーム性能はRyzen 7 7700を上回ります。

Ryzen 7 7700

Ryzen 7 7700は、Ryzen 7 9700Xの旧世代のCPUです。
旧世代のZEN4アーキテクチャなので、Ryzen 7 9700Xよりゲーム性能は劣りますが、Core Ultra 7 265F、Core i7-14700Fを上回るのでなかなかのポテンシャルがあります。


Core Ultra 7 265K、Core Ultra 7 265F、Core i7-14700F

Core Ultra 7 265K、Core Ultra 7 265F、Core i7-14700Fはとにかくマルチスレッド性能に優れているCPUです。Eコアを搭載することで、Ryzenよりもコア数スレッド数が多いです。
ただ、ゲームではこの強力なマルチスレッド性能はあまり活かされず、ゲーム性能は思ったより高くないです。
ただ、RTX 5080を使用する方の大半は4K解像度でのプレーを想定していると思うので、ゲーム性能の低さは目立ちにくいです。


Ryzen 7 5700X、Core Ultra 5 225F

Ryzen 7 5700X、Core Ultra 5 225Fは、コスパの高いCPUの代表格としてよく挙げられるます。
確かに価格の割に性能が良いのでBTOにも良く採用されますが、正直RTX 5070 Tiとの組み合わせを考えたとき、力不不足なのは否めないです。
RTX 5070 Tiの性能を引き出せないことを考えると、おすすめはしづらいです。

RTX 5080搭載おすすめゲーミングPC
【Dell】Dell タワー Plus

| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265 |
| メモリ | 32GB※カスタマイズ |
| GPU | RTX 5080※カスタマイズ |
| ストレージ | 1TB NVMe対応 M.2 SSD |
| 価格 | 384,829円 |
製品仕様を見る
| CPU | Core Ultra 7 265 |
|---|---|
| GPU | RTX 5080※カスタマイズ |
| CPUクーラー | 空冷クーラー |
| メモリ | 32GB※カスタマイズ |
| ストレージ | 1TB Gen 4 NVMe |
| マザーボード | – |
| M.2 スロット数 | 2個(空き1) |
| 幅×高さ×奥行 | 約173mm×372.90mm×約426.90mm |
| 電源 | 1000W※カスタマイズ 80PLUS Platinum |
| ネットワーク | 有線:1Gbps 無線:Wi-Fi 7 |
| 納期 | 2~3週間 |
| 保証 | 1年間センドバック保証 |
| 価格 | 384,829円 |
マザーボード画像

| メリット | デメリット |
|---|---|
| コンパクトなケースを採用 M.2 SSDの増設に対応 メモリ32GB搭載 Wi-Fi 7対応 静音性が高い | 特になし |
RTX 5080×Core Ultra 7 265FのゲーミングPCです。メモリ32GBと大容量です。ストレージは1TBと標準的です。マザーボードはDELL特注のものを搭載。M.2スロットは2基あったりと拡張性は優秀です。Wi-Fi 7に対応とネットワーク周りは充実しています。
PCケースは、オフィス向けということで、デザインに一切派手さはないです。サイズはコンパクトなので、デスクの上に置きやすく、また前面にUSBのインターフェースが多く配置されており、扱いやすいです。

リンク先のページの右下の今すぐカスタマイズから、各種構成を変更できます。
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【FRONTIER】FRGHLMB650/WS12202

| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
|---|---|
| メモリ | 32GB |
| GPU | RTX 5080 |
| ストレージ | 2TB NVMe対応 M.2 SSD |
| 価格 | 489,800円 |
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| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
|---|---|
| GPU | RTX 5080 |
| CPUクーラー | 空冷CPUクーラー CPS RT400-BK |
| メモリ | 32GB(16GB×2) DDR5-5600 |
| ストレージ | 2TB Gen 4 NVMe |
| マザーボード | B650チップセット MSI B650 GAMING PLUS WIFI |
| M.2 スロット数 | 2個(空き1) |
| 幅×高さ×奥行 | 約230mm×500mm×約453mm |
| 電源 | 750W 80PLUS PLATINUM |
| ネットワーク | 有線:2.5Gbps 無線:Wi-Fi 6E |
| 納期 | 2月24日出荷予定 |
| 保証 | 1年間センドバック保証 |
| 価格 | 489,800円 |

| メリット | デメリット |
|---|---|
| ガラスケースを採用 M.2 SSDの増設が可能 ストレージ2TB メモリ32GB搭載 2.5GLAN搭載 WiFi 6E、Bluetooth対応 ゲーム性能最強のRyzen 7 9800X3D搭載 | 特になし |
Ryzen 7 9800X3DとRTX 5080の組み合わせのゲーミングPCです。ストレージは2TB、メモリは32GBと大容量です。マザーボードのB650チップセット搭載の「MSI B650 GAMING PLUSWIFI」を搭載。2基のM.2スロットがあるので拡張性は優秀です。WiFi 6E、2.5GLAN搭載とネットワーク周りは充実しています。PCケースの左サイドは強化ガラスとなっており、パソコン内部のパーツとライティングを楽しめます。4基の光るケースファンによってエアフローも良好です。
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【レノボ】Legion Tower 7 34IAS10 (Intel)

| CPU | Core Ultra 9 285K |
|---|---|
| メモリ | 64GB |
| GPU | RTX 5080 |
| ストレージ | 1TB NVMe対応 M.2 SSD |
| 価格 | 759,990円 |
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| CPU | Core Ultra 9 285K |
|---|---|
| GPU | RTX 5080 |
| CPUクーラー | 水冷CPUクーラー 360mm簡易水冷 |
| メモリ | 64GB(16GB×2) DDR5-5600 |
| ストレージ | 1TB Gen 4 NVMe |
| マザーボード | Z890チップセット |
| M.2 スロット数 | 3個(空き2) |
| 幅×高さ×奥行 | 約211mm×489.93mm×約446mm |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD |
| ネットワーク | 有線:2.5Gbps 無線:Wi-Fi 7 |
| 納期 | 2月24日出荷予定 |
| 保証 | 1年間センドバック保証 |
| 価格 | 759,990円 |
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ガラスケースを採用 M.2 SSDの増設が可能 メモリ64GB搭載 2.5GLAN搭載 WiFi 7、Bluetooth対応 360mm簡易水冷 | 特になし |
Core Ultra 9 285KとRTX 5080の組み合わせのゲーミングPCです。CPUクーラーは360mm簡易水冷のものが搭載されており、Core Ultra 9 285Kの性能をフルに活かすことができます。ストレージは1TBと標準的な容量ですが、メモリは64GBと大容量です。マザーボードはZ890チップセット搭載のレノボ独自規格の物が採用されており、3基のM.2スロットがあるのでM.2 SSDの増設が可能です。WiFi 7、2.5GLAN搭載とネットワーク周りは充実しています。

PCケースの左サイドは強化ガラスとなっており、パソコン内部のパーツとライティングを楽しめます。

まとめ
ゲーム性能が高いRTX 5080は、4KゲームにうってつけのGPUです。4Kでゲームをしたいと考えているのなら、間違いなく、一番の候補になるGPUです。
ゲーミングPCでは、CPUにゲーム性能の高いRyzen 7 9800X3Dあたりの組み合わせのモデルを選ぶようにしたら、まず後悔はないと思います。

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