年賀状ソフトの代名詞としてよくあがるのが「筆まめ」、「筆王」、「宛名職人」の3つです。この3つのソフトはいずれもソースネクストから販売されています。
今回は「筆まめ」、「筆王」、「宛名職人」の違いについて解説し、この中で一番のおすすめは何か結論づけたいと思います。
本記事はSOURCENEXTより商品を提供していただき、記事を作成しています。
各製品の比較表
筆まめVer.34 | 筆王Ver.28 | 宛名職人Ver.30 | |
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インストール台数 | 5台 | ||
素材数 | 45万点 | 30万点 | 15万点 |
フォント数 | 136書体 (和文35書体、欧文60書体、数字41書体) | 134書体 (和文34書体、欧文60書体、数字40書体) | 138書体 (和文19書体、欧文79書体、数字40書体) |
フォントの特徴 | 宛名に最適な「流麗行書体」・複字体を搭載 | 多様な和文フォントを搭載 | 欧文フォントが充実 |
文例 | 2,885文例 | 1,561文例 | 356文例 |
クラウド連携 | 筆まめクラウド住所録、Web筆まめ | 筆王クラウド、みんなの筆王 | iCloud連携 |
印刷機能 | 筆まめネットプリント、コンビニプリント、エコ印刷、薄墨印刷、両面印刷 | 筆王ネットプリント、コンビニプリント、エコ印刷、薄墨印刷、自動両面印刷 | 宛名職人ネットプリント・コンビニプリント |
サポート | 最長19カ月無償サポート | 最長19カ月無償サポート | 最長19カ月無償サポート |
サポート種類 | メール | ||
対応OS | Windows | Windows | macOS |
通常版ダウンロード価格 | 4,480円 | 2,480円 | 6,980円 |
自動継続版価格 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 |
上記の表は「筆まめ」、「筆王」、「宛名職人」の比較表です。
まず大前提として、自分のパソコンのOSがWindowsであれば、「筆まめ」、「筆王」のいずれかを、macOSであれば、「宛名職人」を選ぶ形になります。
主要な項目で比較し、まとめたのが下記になります。
- 素材数が最も多いのは「筆まめ」。
- フォント数で比較すると、最も多いのが「宛名職人」だが、差はほとんどない。
- 文例数が最も多いのは「筆まめ」。
- 価格が最も安いのは「筆王」。
おすすめの年賀状ソフトは「筆まめ」
それぞれのソフトにはメリット・デメリットは存在しますが、個人的に一番のおすすめは「筆まめ」です。その理由を解説します。
素材数・文例数が圧倒的に多い
「筆まめ」の素材数は45万点、文例数は2,885と、その数は他のソフトを圧倒しています。素材や文例の選択肢がそれだけ多いので、自分がしっくりするデザインや文例に出会う確率が高まります。
UIが分かりやすい
上記の画面は、「筆まめ」と「筆王」の基本画面です。UIインターフェースは「筆まめ」が圧倒的に使いやすいです。「筆まめ」のUIのフォントやデザインは親しみやすさを感じますが、「筆王」は地味過ぎて正直、使いづらいです。
また、「筆まめ」は起動すると簡単メニューといった自分の目的に合わせてメニューを選べます。また、右下には筆まめアドバイスが表示され、操作方法の参考になります。
流麗行書体フォントが使える
「筆まめ」は宛名書きに最適な「流麗行書体」というフォントが使えます。手書きの自然さとゆらぎを加味した毛筆のフォントで、美しさと謙虚さを兼ね備え、まさに宛名書きにピッタリのフォントだといえます。
自動継続版の価格は安い
「筆まめ」の通常版ダウンロード価格は4,480円と、「筆王」に比べると2,000円ほど高いです。しかし、自動継続版だと、1,980円になるので、毎年使うことを考えるとそこまでの金銭的な負担にはなりません。
自動継続版だと毎年バージョンアップできるので、ソフトを買いなおす必要はありません。
まとめ
今回3つの年賀状ソフトを試す機会を得たので、実際に使ってみましたが、使いやすさに関しては「筆まめ」が一番でした。パソコンに疎い自分の親も実際に使用しましたが、一番使いやすいと評判でした。
年賀状ソフトに迷っているのなら、まずはとりあえず「筆まめ」を試してみてはいかがでしょうか?