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Lenovo LOQ Tower 26ADR10をレビュー|RTX 5060 ×Ryzen 7 8745HX搭載のゲーミングPC

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Lenovo LOQ Tower 26ADR10

レノボからLenovo LOQ Tower 26ADR10をお借りすることができました。

お借りできたのは、GPUにRTX 5060、CPUにRyzen 7 8745HXを搭載したホワイトモデルになります。

デスクトップ型のゲーミングPCですが、モバイル用のCPU、メモリを搭載しているのが最大の特徴となっています。

外観はもちろん、ゲーム性能、騒音、消費電力などを検証し、Lenovo LOQ Tower 26ADR10を詳しくレビューしていきます。

【貸出機材提供:レノボジャパン】

目次

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のスペック

モデル91DF003HJM
CPURyzen 7 8745HX
CPUクーラー空冷クーラー
マザーボードレノボ特注
グラフィックスカードNVIDIA GeForce RTX 5060
メモリ16GB (16GB×1) DDR5-5200MT/s SODIMM
ストレージ512GB M.2 SSD (PCIe Gen 4×4 NVMe)
ネットワークWi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準
拠) + BT5.2
電源ユニット500W ATX電源 80PLUS SILVER
OSWindows 11 Home 64bit
サイズ(幅×奥行き×高さ)約 205 × 404.5 × 437.1 mm
標準保証1年
参考価格
※2026年1月現在
199,870円(税込)

Lenovo LOQ Tower 26ADR10には下記のようにさまざまなモデルがありますが、今回レビューするのは、CPUにRyzen 7 8745HX、GPUにRTX 5060を搭載したモデルになります。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のモデル一覧
  • RTX 5050 ×Ryzen 7 8745HX
  • RTX 5060 ×Ryzen 7 8745HX
  • RTX 5060 Ti 8GB×Ryzen 7 8745HX
  • RTX 5060 Ti 16GB×Ryzen 7 8745HX
Ryzen 7 8745HXのCPU-Z
CPU-Z
RTX 5060のGPU-Z
GPU-Z

CPUはAMDのRyzen 7 8745HXを搭載。Ryzen 8000シリーズに属する、ノートPC向けのCPUです。Zen 4アーキテクチャーの8コア/16スレッドのCPUで、主にゲーミングノートPCのハイエンドモデルに採用されています。

今回レビューするLenovo LOQ Tower 26ADR10はデスクトップ向けのゲーミングPCですが、ノートPC向けのCPUを採用しているのが大きな特徴となっています。

GPUはNVIDIA RTX 50シリーズのRTX 5060を搭載。RTX 50シリーズの中でも、メインストリーム向けのGPUで、RTX 4060の後継モデルです。

VRAMは8GB搭載しており、RTX 4060と同じ搭載量ですが、GDDR7を搭載、MFGに対応など、多くの点で進化しています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の外観

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の左パネル

左サイドパネルは強化ガラス製となっています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の右パネル

右サイドパネルは密閉されています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10ののフロントパネル

フロントパネルは左右両端に無数の格子状のベント(通気孔)が設けられています。幅は約205mmなのでデスクトップ型のゲーミングPCの中ではスリムな部類に入ります。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10ののトップパネル

トップパネルにも通気孔が設けられています。フロント寄りには、インターフェースが設けられています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のボトム

ボトムには電源用の通気孔が設けられています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のバックパネル

バックパネルには、最上段にマザーボードのインターフェース、中段にビデオカードのインターフェース、下段にAC電源インレットがあります。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のインターフェースをチェック

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のフロントのインターフェース

フロントトップのインターフェースは下記の通りです。

フロントトップのインターフェース一覧
  • USB3.2 Gen1×2
  • USB3.2 Gen 2 Type-C×1
  • コンボジャック×1
  • 電源ボタン×1
Lenovo LOQ Tower 26ADR10のマザーボードのインターフェース

バックパネルのマザーボード側のインターフェースは下記の通りです。正直数は必要最低限といった感じです。

マザーボードのインターフェース一覧
  • HDMI×1
  • イーサネット・コネクター(RJ-45)×1
  • USB2.0×4
  • ライン出力×1
Lenovo LOQ Tower 26ADR10のビデオカードのインターフェース

バックパネルのビデオカード側のインターフェースは下記の通りです。

ビデオカードのインターフェース
  • HDMI ×1
  • DisplayPort ×3

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の内部構造をチェック

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の内部構造をチェック

左サイドパネルを外して、各パーツをチェックします。

マザーボードは、LENOVO独自のもの

マザーボードは、LENOVO独自のものが採用されています。

CPUクーラーにはトップフロー型の空冷タイプ

CPUクーラーにはトップフロー型の空冷タイプのものを搭載。

ビデオカードホルダーでガッチリと固定
シングルファン

グラフィックスカードは、RTX 5060を搭載。シングルファンのタイプのものが採用されています。また、ビデオカードホルダーでガッチリと固定されています。

メモリはSODIMM

メモリはSODIMM、つまりノートパソコン向けのものが採用されています。空きスロットは1基あり、増設は可能です。

メモリ情報
メモリ情報

メモリはSamsung製で、容量は16GB×1の16GB構成です。DDR5-5600で動作します。

M.2 SSDはヒートシンクなし

M.2 SSDはビデオカードに覆われており、外部から全体像を確認できません。ヒートシンクはついておらず、むき出し状態です。

Crystal Disk Info

Crystal Disk Infoで確認したところ、SAMUSUNG製の1TBのものを搭載。PCIe Gen4で動作します。

Wi-Fiカード

マザーボードの最下段にWi-Fi 6に対応したWi-Fiカードがセットされています。

バックに1基
フロントに2基

ケース内のファンはバックに1基、フロントに2基搭載されています。

トップ側にはケースファンが非搭載

トップ側にはケースファンが搭載されていませんが、120mmファンを3基搭載可能です。

右サイドパネルを外す

右サイドパネルを外すと、3.5インチベイ、電源にアクセスできます。

電源はHuntkey製の500W ATX電源(80PLUS SILVER)のものを搭載

電源はHuntkey製の500W ATX電源(80PLUS SILVER)のものを搭載。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の拡張性をチェック

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の拡張性をチェック

ビデオカードが刺さっていることもあって、マザーボードの拡張性は見た目からだと分かりづらいです。そのため、公式サイトをチェックして、マザーボードの拡張スロットを調べ、以下にまとめました。

マザーボードの拡張スロット
  • PCI Express x16 × 1スロット (空0)
  • PCI Express x1 × 1スロット (空1)
  • PCI Express Gen3 x1 × 1スロット (空1)
  • M.2 2280/2242× 2スロット (空1)
PCI Express x1スロット

ビデオカードの下にPCI Express x1スロットがあります。ビデオカードに干渉することはないので、2スロットのものを刺すことができます。

M.2スロットの空きスロット

ビデオカードの上にM.2スロットの空きスロットが1基あるので、増設は可能です。

3.5インチベイが2基

3.5インチベイが2基あるので、最大でHDDを2基増設可能です。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のライティングをチェック

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のライティングをチェック

Lenovo LOQ Tower 26ADR10はライティングに対応しているので、各パーツが光ります。

フロントの2基のファンが光る

フロントの2基のファンが光ります。

バックの1基のファンが光る

バックの1基のファンが光ります。

CPUクーラーのファンが光る

CPUクーラーのファンが光ります。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のパフォーマンスをチェック

CPU

CINEBENCH 2024(マルチスコア)
Ryzen 7 7700
1064
Ryzen 7 8745HX(Lenovo LOQ Tower 26ADR10)
923
Core i5-14400F
820
Ryzen 5 7500F
806
Ryzen 7 5700X
777
Core i5-12400
660
Ryzen 5 4500
554

レンダリングベンチマークの最新バージョンのCINEBENCH 2024で、CPUの性能を計測します。

Ryzen 7 8745HXのスコアはマルチが923、シングルが107でした。

Ryzen 7 8745HXはノートPC向けのCPUですが、デスクトップ向けのCPUと比べても性能は全く劣っていません。

シングル性能、マルチ性能ともに、Ryzen 7 7700にはわずかに及ばないものの、Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fを上回っています。

グラフィックス

Steel Nomad
RX 9060 XT 16GB
3603
RTX 5060 Ti 16GB
3554
RTX 5060(Lenovo Legion Tower 7 34IAS10)
3205
Arc B580
3056
RTX 5050
2333
RX 7600
2278
RTX 4060
2251

GPU(グラフィックボード)の3D描画性能を計測する3D Markです。

DirectX 12(DirectX 12 Future Level 12)に対応するテストのSteel Nomadです。4K解像度でテストするので、負荷は非常に重いです。

RTX 5060のスコアは3,205で、Arc B580とRTX 5060 Ti 16GBのちょうど中間といった位置づけです。前世代のRTX 4060と比べると大幅にスコアを伸ばしています。

Speed Way
RTX 5060 Ti 16GB
4086
RTX 5060(Lenovo Legion Tower 7 34IAS10)
3471
RX 9060 XT 16GB
2875
RTX 4060
2645
RTX 5050
2540
Arc B580
2498
RX 7600
2042

DirectX 12 Ultimateに対応するSpeed Wayです。レイトレレーシングを有効にしてテストするので、負荷は非常に重いです。

RTX 5060のスコアは3,471で、RTX 5060 Ti 16GBにはわずかに及びませんが、前世代のRTX 4060だけでなく、RX 9060 XT 16GBも上回っています。

レイトレーシング性能も良好です。

ストレージ

Crystal Disk Mark

Crystal Disk Markでストレージの転送側を計測しました。

シーケンシャル読込は約7,000MB/s、書込は約6,000MB/sと、PCIe Gen4動作のSSDということで、十分すぎるほどの転送速度を発揮しています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のゲーム性能をチェック

Assassin’s Creed Shadows

Assassin's Creed Shadows
設定

・画質:高
・レイトレーシング:全体的に拡散+反射
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:有効

※ベンチマークモードで計測

Assassin's Creed Shadows(DLSS FG)の平均fps

フルHD、WQHDともに、平均60fpsを超えています。また、MFG×4を設定することで、フレームレートは100を超え、さらに快適にゲームを遊べます。

Battlefield 6

Battlefield 6
設定

・画質:高
・アップスケーリング:SLSSクオリティ
・フレーム生成:有効

※キャンペーンモードで計測

Battlefield 6(DLSS FG)の平均fps

フルHDでは平均200fps、WQHDでは平均100fpsに迫っています。ただ、WQHDでは1%Lowが60fps未満なので快適なプレーは厳しそうです。

ただ、MFG×4を設定すると爆発的にフレームレートが伸び、フルHDが平均300fps、WQHDが平均200fpsに迫り、1%Lowも60fps以上を維持します。

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーの平均fps
設定

・画質:最高
・DLSS:常に適用

※ベンチマークソフトで計測

フルHD、WQHDともに平均100fpsを超えています。

Apex Legends

Apex Legends
設定

・画質:最高

※演習場で計測

ベンチマークモードがないので、平均フレームレートは、演習場のマップを周回後、テルミットグレード、スモーク、ウルトを放って計測しています。

Apex Legendsのグラフィック設定

グラフィックの設定はプリセットがないため、上記のように全ての項目で一番右端のいわゆる最高に設定しています。

Apex Legendsの平均fps

フルHD、WQHDともに平均200fpsを超えています。フルHDであれば、1%Lowも160fpsなので、高リフレッシュレートのモニターでのプレーも十分可能です。

Fortnite

Fortnite
設定

・画質:パフォーマンス

※リプレイで計測

Fortniteの平均fps

フルHDは平均300fps、WQHDは平均200fpsに迫っています。

レインボーシックス シージ エックス

レインボーシックス シージ エックス
設定

・画質:超高
・アップスケーリング:FSRクオリティ

※ベンチマークモードで計測

レインボーシックス シージ エックスの平均fps

フルHDでは平均300fps、WQHDでは平均200fps付近に達します。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077
設定

・画質:ウルトラ
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Cyberpunk 2077(DLSS FG)の平均fps

フルHDは平均200fpsに迫り、WQHDでも平均100fpsに達します。

MFG×4を設定すると、フルHDでは平均300fps、WQHDでは平均200fpsに迫り、爆発的にフレームレートが上昇します。

F1 25

F1 25
F1 25(DLSS FG)の平均fps

フルHDでは平均300fps、WQHDでは平均200fpsに迫りますが、MFG×4に設定すると、フルHDでは平均400fpsを超え、WQHDでは平均300fpsに迫ります。

MFG×4を設定することで爆発的にフレームレートが伸びます。

Marvel Rivals

Marvel Rivals
設定

・画質:高※GIクオリティ、反射クオリティオフ
・アップスケーリング:DLSSクオリティ
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Marvel Rivals(DLSS FG)の平均fps

フルHDでは平均200fps付近、WQHDでは平均150fps付近に達しています。

MFG×4を設定すると、フルHDでは平均300fps、WQHDでは平均200fps付近に達し、爆発的にフレームレートが伸びます。

ライブ配信の負荷テスト

Fortnite(フルHD・最高設定)の配信・録画をしながらベンチマークを実行し、非配信・非録画時に比べてフレームレートがどの程度変動したかをチェックします。

配信プラットフォームはTwitch、配信ソフトはOBSを使用しています。

OBSの設定は以下の通りです。

配信出力解像度1080p(1,920×1,080)
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
FPS60
ビットレート6,000 Kbps
録画出力解像度1080p(1,920×1,080)
映像エンコーダーNVIDIA NVENC H.264
FPS60
ビットレート10,000 Kbps
録画フォーマットHybrid MP4
配信・録画時のゲームパフォーマンス

メモリ不足なのか、配信・録画をすると、ゲームのフレームレートは落ち込みます。フレームレートに余裕がないゲームで、配信・録画すると、ゲームを快適にプレーするのは厳しそうです。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のクリエイティブ性能をチェック

PC Mark 10

PCMark 10は、Windows PCの総合的な性能を評価するための業界標準のベンチマークソフトです。下記の3つの要素でベンチマークを行い、スコアを算出します。

  • Essentials (基本性能):Webブラウジング、ビデオ会議、アプリの起動時間など、毎日の基本的なニーズを満たすための性能を測定します
  • Productivity (生産性):スプレッドシート(表計算)やライティング(文章作成)など、一般的なオフィス作業における性能を測定します。
  • Digital Content Creation (デジタルコンテンツ制作):写真編集、動画編集、レンダリングなど、負荷の高いクリエイティブな作業における性能を測定します。
PC Mark 10
Essentials (基本性能)
9485
Productivity (生産性)
13172
Digital Content Creation (デジタルコンテンツ制作)
14201
総合スコア
8680

推奨スコアはEssentials (基本性能)は4,100、Productivity (生産性)は4,500、Digital Content Creation (デジタルコンテンツ制作)は3,450です。

いずれのテストでもLenovo LOQ Tower 26ADR10のスコアは推奨スコアを大幅に超えています。

Aviutlでのエンコード

無料の動画編集ソフトのAviutlで、x264コーデックでエンコード(ソフトウェアエンコード)にかかった時間を計測します。素材は10分間のmov形式の4K動画です。

エンコード時間(秒)
Ryzen 7 7700
13分54秒
Ryzen 5 7500F
16分13秒
Core i5-14400F
16分57秒
Core i5-12400
18分42秒
Ryzen 7 5700X
18分48秒
Ryzen 5 4500
23分6秒
Ryzen 7 8745HX(Lenovo Legion Tower 7 34IAS10)
24分12秒

Ryzen 7 8745HXのエンコードにかかった時間は24分12秒でした。Ryzen 5 4500よりも遅い結果に。これはおそらく、メモリが16GB×1とう構成が原因かと思います。

Aviutlのエンコード時間ははメモリの性能も関係しているので、これがもし仮に8GB×2であれば、エンコード速度はもっと速くなったと思います。

Blender

Blender Benchmarkは、オープンソースの3Dソフトウェア「Blender」におけるPCのレンダリング性能を計測するための公式ベンチマークツールです。今回はGPUではなく、CPUでレンダリングして性能を計測します。

総合スコア
Ryzen 7 7700
268
Ryzen 7 8745HX(Lenovo Legion Tower 7 34IAS10)
250
Core i5-14400F
206
Ryzen 5 7500F
196
Ryzen 7 5700X
194
Core i5-12400
162
Ryzen 5 4500
133

Ryzen 7 8745HXのスコアは250で、Core i5-14400F、Ryzen 5 7500Fを大きく上回り、Ryzen 7 7700に迫っています。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の冷却性能と静音性をチェック

CPU温度

CPU温度

「Cinebench 2024:Minimum Test Duration:10 minutes」を使用して、CPUの冷却性能をチェックします。

テスト中のCPU温度は最高で97℃で、ほぼ80℃~100℃の間に収まっています。

テスト前半は90℃後半を維持し、テスト後半は80℃前後を維持しています。おそらくサーマルスロットリングが働いた可能性があります。

やはり、トップフロー型のCPUクーラーということで、冷却性能に不安があります。ただし、ゲーム中はCPU温度は80℃台だったので、ゲームをプレーする上では何の問題もありません。

グラフィックスカード温度

グラフィックスカード温度

「3DMark Steel Nomad Stress Test」を使用して、GPUの冷却性能をチェックします。

テスト開始直後は温度は急激に上昇していき、最終的に70℃前後まで上昇し、テスト中はほぼその温度を維持しています。

シングルファンですが、冷却性能は十分足りています。

ストレージ温度

ストレージ温度

「CrystalDiskMark」を使用して、ストレージの冷却性能をチェックします。

温度は最高でも70℃以内に収まっており、サーマルスロットリングの兆候は確認できませんでした。

ヒートシンク非搭載なので、PCIe Gen4で動作するM.2 SSDということで、発熱が激しいのかと思いきや、意外にも温度は抑えられています。

VRMの表面温度

VRMの表面温度

「Cinebench 2024」を実行中のVRM周りの表面温度をサーマルカメラで計測してみました。

VRMヒートシンクはありませんが、最も発熱の高い箇所でも40℃代に収まっており、十分冷却できています。

静音性

ベンチマークテスト:騒音値(dBA)
アイドル時
38
CINEBENCH 2024
46
ゲーム(FF14ベンチマーク、フルHD最高)
46

デジタル騒音計の「FiedNew FN029A」を使用して、Lenovo Legion Tower 7 34IAS10 (Intel)の騒音を計測しました。

アイドル時は38dBA、CINEBENCH 2024実行時、ゲーム(FF14ベンチマーク、フルHD最高)実行時は46dBAでした。

アイドル時はほぼ無音で、負荷をかけても騒音は気になることはなく、総じて静音といえます。

騒音レベル目安
100dBA電車が通るときのガードの下
90dBA騒々しい工場の中
80dBA地下鉄の車内
70dBA騒々しい事務所の中
60dBA静かな乗用車
50dBA静かな事務所の中
40dBA図書館の中
30dBAささやき声

Lenovo LOQ Tower 26ADR10の消費電力をチェック

平均消費電力(W)
アイドル時
34
CINEBENCH 2024
119
ゲーム(FF14ベンチマーク、フルHD最高)
207

システム全体の平均消費電力をワットチェッカーの「RS-BTWATCH2」で計測しました。

システム全体の平均消費電力は、アイドル時は34W、CINEBENCH 2024実行時は119W、ゲーム(FF14ベンチマーク、フルHD最高)実行時は207Wでした。

高負荷でもシステム全体で200Wなので、デスクトップ型のゲーミングPCとして考えると低消費電力です。電源容量は500Wですが、十分事足ります。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10のレビューまとめ

Lenovo LOQ Tower 26ADR10
総合評価
( 4 )
メリット
  • LEDライティングに対応
  • 静音性が高い
  • CPUの性能が高い
  • 低消費電力
  • 拡張性はそこそこ高い
  • Wi-Fi 6に対応
  • 幅狭のスリムなPCケース
デメリット
  • メモリが16GB×1
  • ストレージが512GB
  • CPUクーラーの冷却性能が低い

Lenovo LOQ Tower 26ADR10はモバイル用のCPU、メモリを搭載していますが、使用感としてはデスクトップPCとなんら変わりなく、性能不足は感じにくいです。

特にCPUのRyzen 7 8745HXはなかなかパワフルで、Ryzen 7 7700に迫る性能を持っています。

GPUのRTX 5060はミドル帯ではありますが、MFGを効かせることで驚くほどのパフォーマンスを発揮します。VRAM8GBという制限はありますが、グラフィックの設定をうまく調整すれば問題ありません。

PCケースも幅狭なものを採用しているので、スペースが限られる方も安心です。ライティングにも対応しているので、スタイリッシュなデザインと合わせて、いかにもゲーミングPCらしい雰囲気を醸し出しています。

ただ、メモリが16×1と1枚構成なのと、CPUクーラーの冷却性能が低いのは残念なポイントです。

Lenovo LOQ Tower 26ADR10は様々なモデルがありますが、最もおすすめなのが、Ryzen 7 8745HX×RTX 5060 Ti 16GBのモデルです。

メモリ32GB搭載しつつ、価格も抑えられており、コストパフォーマンスは高いです。

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