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楽天モバイルを1年間使った正直な感想。良かったところ、悪かったところについて

楽天モバイル

2021年の2月から楽天モバイルを使い始めて、2022年の2月でちょうど1年経過しました。そこで、1年間、楽天モバイルを使い続けて感じた、良かったところ、悪かったところを忖度なしで、正直に述べたいと思います。

目次

楽天モバイルの良かったところ

どれだけ使っても最大月2,980円まで

楽天モバイルは従量課金制量を採用していますが、使えば使うほど永遠と料金が上がっていくわけではなく、しっかりと天井が設定されています。

その天井は2,980円です。

つまり、どれだけ使っても、2,980円以上は費用がかからないということになります。

電話・SMS料金が無料

Rakuten Linkアプリを使うと、電話料金、SMS料金が無料になります。

ただし、すべてが無料になるわけではなく、(0180)、(0570)、(188)などから始まる通話については、無料通話の対象外になります。

楽天市場の買い物が便利

楽天モバイルと契約すると、楽天市場で付与される楽天ポイントが増えます。

楽天モバイルの悪かったところ

地下、屋内だと高い確率で圏外になる

地下、屋内だと高い確率で圏外になる

場所にもよると思いますが、地下や屋内に入ると、圏外になりやすいです。圏外になると、当然ながらインターネットにも接続できません。

また、通話もデータ通信回線を使う仕組みなため、圏外になると通話も不可能になります。

この楽天モバイルの電波の弱さは、プラチナバンドに対応していないことが原因かもしれません。

プラチナバンドは700Mhz、800Mhz、900Mhz帯のバンド(周波数帯)のことを指します。電波が屋内まで到達しやすく、隅々まで届きやすいという特性を持っています。他の大手3キャリア(NTT、KDDI、ソフトバンク)はプラチナバンドに対応していますが、楽天モバイルは対応していません。

通話品質が良くないときがある

通話品質が良くないときがある

楽天モバイルの通話は電話回線ではなく、データ通信回線を使っています。イメージとしては、LINE通話やSkypeに近いです。

そのため、通信品質が落ちた場合、通話の声も劣化し、聞き取りづら状況に陥ります。

楽天モバイルが採用しているのは正確には「RCS」という規格です。LINE、Skypeと仕組みは似ているようで違います。「RCS」の細かな説明はここでは省きますが、音声も送れるSMSみたいなものと理解してもらっていいです。

データ使用量が少量の場合、他社のほうが安い場合も

HISモバイル

楽天モバイルは確かに安いですが、2GB、3GBといった小容量の場合、他社のプランのほうが安い場合もあります。

例えば、HISモバイルの場合、音声通話付きで3GBまでは770円、さらに7GBまでは990円です。

楽天モバイルのほうは電話代が無料という強みはありますが、電話をあまりしないというのであれば、明らかにHISモバイルのほうが安いです。

楽天回線エリア圏外はまだ多い

CM等で人口カバー率96%と謳っていますが、正直まだまだ楽天回線エリア圏外の地域は多いです。大都市圏はほぼカバーされていますが、地方ではまだまだカバーされてない印象です。

ちなみに楽天回線エリア圏外だと自動的にパートナー回線につながります。パートナー回線だと楽天回線に比べると速度は落ちます。

また、パートナー回線エリアで、データ使用量5GBを超えると、通信速度が制限され、自動的に1Mbpsという超低速に落とされてしまいます。

楽天回線エリアは徐々にではありますが、日数が経つにつれてエリアが広がっているのは確実です。

楽天モバイルはどんな人におすすめ?

外出を頻繁にする方であれば、正直、現時点ではメインスマホとして楽天モバイルを選ぶのはおすすめしません。

もし、地下や屋内にいて、大事な電話が来てもまともに通話できなかったりと最悪な事態が起こる可能性があるからです。

ただ、外出を頻繁にせず、自宅にいることが多いということであれば、楽天モバイルはおすすめできます。

自宅であれば、データを消費することなく、また電話代も無料なので、結果として月々にかかる電話代を安く済ませることができます。どちらかというと固定電話のイメージに近いです。

まとめ

以上、楽天モバイルを1年間使ってみた感想でした。正直、現状まだまだ至らない点も目立っています。

ただ、プラチナバンドは、現在楽天モバイルが総務省にかけあって、交渉しているみたいです。また、楽天回線エリアも徐々に対応エリアが広がっています。

時が経過すれば、デメリットもあまり目立たなくなる可能性は十分考えられます。

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