コスパ最強のおすすめゲーミングPCを予算別で紹介詳細はこちら!

【2026年度版】Ryzen 5 8600Gをレビュー!ゲーム性能を検証!おすすめゲーミングPCも紹介【平均フレームレート】

当ページのリンクには広告が含まれています。

Ryzen 5 8600Gは、2024年2月に発売された「Ryzen 8000G」シリーズのAM5向けAPUです。

APUということで、内蔵グラフィックが強力なのが特徴となっています。

今回の記事では、「Ryzen 8000G」シリーズの中間モデルのRyzen 5 8600Gの基本ベンチマーク、ゲームでのフレームレート、クリエイティブ作業での実力を徹底検証します。

最後におすすめのゲーミングPCについても紹介します。

目次

Ryzen 5 8600Gの仕様

Ryzen 5 8600Gの仕様
スクロールできます
Ryzen 7 8700GRyzen 5 8600GRyzen 5 8500GRyzen 5 5600G
アーキテクチャーZen 4アーキテクチャZen 4アーキテクチャZen 4アーキテクチャZen 3アーキテクチャ
プラットフォームSocket AM5Socket AM5Socket AM5Socket AM4
コア数8666
スレッド数16121212
ベースクロック4.2GHz4.3GHz3.5GHz3.9GHz
ブーストクロック5.1GHz5GHz5GHz4.4GHz
L2キャッシュ8MB6MB6MB3MB
L3キャッシュ16MB16MB16MB16MB
TDP65W65W65W65W
対応メモリDDR5-5200DDR5-5200DDR5-5200DDR4-3200
PCI-ExpressGen4 16レーンGen4 16レーンGen4 10レーンGen3 16レーン
グラフィックス機能Radeon 780MRadeon 760MRadeon 740MRadeon Graphics
CU数12847
GPUクロック2.9GHz2.8GHz2.8GHz1.9GHz
参考価格
2024年1月時点
45,800円30,980円24,979円

Ryzen 5 8600Gは、「Ryzen 8000G」シリーズのAM5向けAPUで、実質的にRyzen 5 5600Gの後継といえるモデルです。

iGPUにRDNA 3を採用したRadeon 760Mを搭載し、さらにGPUクロックも上昇し、Ryzen 5 5600Gと比べて、GPU性能が大幅に強化されています。

また、アーキテクチャーもZen 4に進化し、PCI-ExpressもGen 4、DDR5メモリに対応など、ほかのスペックも向上しています。

なお、「Ryzen 8000G」シリーズは、Ryzen 7 8700G、Ryzen 5 8600G、Ryzen 5 8500Gの3種類が発売されています。

今回レビューするRyzen 5 8600GはRyzen 7 8700GとRyzen 5 8500Gの中間に位置します。

ただし、Ryzen 5 8500Gは低消費電力の動作に最適化されたZen 4cコアを採用し、CU数も4と少なく、Ryzen 5 8600Gに比べて明確にスペックが劣っています。

Wraith Stealth

なお、Ryzen 5 8600GにはリテールクーラーのWraith Stealthが付属します。

CPU-Zで取得した情報を見る
CPU-Z
GPU-Zで取得した情報を見る
GPU-Z

検証環境

検証機のスペック

検証機のスペック
パーツ製品名
マザーボードGIGABYTE B850 AORUS ELITE WIFI7 ICE
CPUクーラーWraith Stealth
メモリKingston FURY Renegade DDR5 RGB メモリ
(16GB×2)
システム用SSDWD_BLACK SN770 NVMe
アプリケーション用SSDKingston NV3
電源MSI MAG A850GL PCIE5
PCケース長尾製作所 SMZ-2WBT-ATX
OSWindows 11 HOME(24H2)
電源プランバランス

検証環境は、一般的なBTOパソコンと同じような構成です。特に高価なパーツは使用していません。またCPUの設定はオーバークロックなどは一切せず、デフォルトの状態です。

比較対象のCPU、GPUについて

比較対象のCPU、GPUについて

Ryzen 7 8600Gの比較対象として下記のCPU、GPUを用意しました。

  • Ryzen 5 5600G
  • RX 6400
  • GTX 1650
GTX 1650
RX 6400

なお、GTX 1650、RX 6400はRyzen 5 5600Gと組み合わせて検証します。

Kingston FURY Renegade DDR5 RGB メモリ

Ryzen 5 8600Gの検証ではOCメモリのKingston FURY Renegade DDR5 RGB メモリを使用します。DDR5-4800とDDR5-7200の両方のクロックで検証します。

APUはPCメモリの一部をVRAMの代わりとして使用します。そのため、メモリのクロックを上げると、内部の通信速度が早くなり、パフォーマンスが底上げされます。

Ryzen 5 8600Gの基本ベンチマーク

CINEBENCH 2026

CINEBENCH 2026

レンダリングベンチマークの最新バージョンのCINEBENCH 2024で、CPUの性能を計測します。

Ryzen 5 8600Gのスコアは、マルチスレッドは3052、シングルコアは582、シングルスレッドは428でした。

Ryzen 5 5600Gと比較すると、マルチスレッドは約20%、シングルコアは約26%、シングルスレッドは約18%上回っています。

他のCPUと比べた場合
CINEBENCH 2024(マルチスコア)
Core i5-14400F
820
Ryzen 5 7500F
806
Ryzen 5 8600G
783
Ryzen 7 5700X
777
Core i5-12400
660
Ryzen 5 5600G
617
Ryzen 5 4500
554

3D Mark

3D Mark

GPUの3D描画性能を計測する3D Markです。テストにはFire StrikeとNight Raidを使用します。

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)のスコアは、Fire Strikeは7,545、Night Raidは28,524でした。

Ryzen 5 5600Gと比較すると、Fire Strikeは約64%、Night Raidは約57%上回っています。

ただ、RX 6400、GTX 1650のスコアには届きませんでした。

Ryzen 5 8600Gのゲームベンチマーク

Assassin’s Creed Shadows

Assassin's Creed Shadowsの平均fps
設定

・解像度:フルHD
・画質:低
・レイトレーシング:隠れ家のみ
・アップスケーリング:FSRパフォーマンス
・フレーム生成:有効

Assassin's Creed Shadowsの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは49に達し、GTX 1650とほぼ同等です。

Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約76%上回っています。

平均fpsが60に達しなかったのでこのゲームでは解像度を720pなどに下げる必要があります。

Cyberpunk 2077

設定

・解像度:フルHD
・画質:低
・アップスケーリング:FSRパフォーマンス
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Cyberpunk 2077の平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは102に達し、GTX 1650とほぼ同等です。

Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約76%上回っています。

平均fpsが100以上に達しているので、グラフィックの設定を少しぐらい上げても問題ないと思います。

Marvel Rivals

設定

・解像度:フルHD
・画質:低
・アップスケーリング:FSRウルトラパフォーマンス
・フレーム生成:オン

※ベンチマークモードで計測

Marvel Rivalsの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは98に達し、GTX 1650とほぼ同等です。

Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約68%上回っています。

平均fpsが100以上に達しているので、グラフィックの設定をもう少し上げても平均60fpsでのプレーは可能だと思われます。

FFXIV: 黄金のレガシー

設定

・解像度:フルHD
・画質:標準品質(ノートPC)

※ベンチマークソフトで計測

FFXIV: 黄金のレガシーの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは55に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約50%上回っています。

このゲームはAPUとの相性が悪いのか、思いのほかフレームレートが伸びていません。RX 6400やGTX 1650との差はかなり開いています。

3Dグラフィックス解像度スケールの値を下げてやれば、平均60fpsに達するかと思います。

Fotnite

Fotniteの平均fps
設定

・解像度:フルHD
・画質:パフォーマンス

※ベンチマークモードで計測

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは223に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約50%上回っています。

一方、RX 6400、GTX 1650との比較では大差をつけて下回っています。

とはいえ、平均fpsは200を超えているので、十分快適にプレー可能です。

Skull and Bones

Skull and Bones
設定

・解像度:フルHD
・画質:低
・アップスケーリング:FSRウルトラパフォーマンス

※ベンチマークモードで計測

Skull and Bonesの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは70に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約57%上回っています。

一方、RX 6400、GTX 1650との比較では若干下回っている印象です。

とはいえ、平均fpsは60を超えているので、十分快適にプレー可能です。

Tom Clancy’s Rainbow Six Siege X

設定

・解像度:フルHD
・画質:低
・アップスケーリング:FSRウルトラパフォーマンス

※ベンチマークモードで計測

Tom Clancy's Rainbow Six Siege Xの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fpsは65に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約77%上回っています。

一方、RX 6400、GTX 1650との比較では若干下回っている印象です。

とはいえ、平均fpsは60を超えているので、十分快適にプレー可能です。

Varorant

Varorant
設定

・解像度:フルHD
・画質:最低

※演習場で周回してフレームレートを計測

Varorantのグラフィック性能

このゲームはグラフィックのプリセットが用意されていないので上記画像のように設定しました。

Varorantの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fps385に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約35%上回っています。

RX 6400、GTX 1650を上回り、Ryzen 5 8600Gにとっては一番良好なゲームパフォーマンスが出たゲームです。

特にメモリオーバークロックの恩恵はすさまじく、約20%上回っています。

Apex Legends

Apex Legends
設定

・解像度:フルHD
・画質:最低

※演習場で周回した後、スモーク、ウルトなど負荷の重い処理をしてフレームレートを計測

Apex Legendsのグラフィック性能

このゲームはグラフィックのプリセットが用意されていないので上記画像のように設定しました。

Apex Legendsの平均fps

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の平均fps100に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、平均fpsは約50%上回っています。

メモリオーバークロックすれば、ウルトなどの負荷の重いシーンでもfps60を維持できるので快適にプレーできます。

一方、RX 6400、GTX 1650との比較では大きく下回っています。

Ryzen 5 8600Gのクリエイティブ系ベンチマーク

PC Mark 10

PCMark 10は、Windows PCの総合的な性能を評価するための業界標準のベンチマークソフトです。下記の3つの要素でベンチマークを行い、スコアを算出します。

  • Essentials (基本性能):Webブラウジング、ビデオ会議、アプリの起動時間など、毎日の基本的なニーズを満たすための性能を測定します
  • Productivity (生産性):スプレッドシート(表計算)やライティング(文章作成)など、一般的なオフィス作業における性能を測定します。
  • Digital Content Creation (デジタルコンテンツ制作):写真編集、動画編集、レンダリングなど、負荷の高いクリエイティブな作業における性能を測定します。
PC Mark 10

Ryzen 5 8600Gのスコアは、Essentialsは9,476、Productivityは15,077、Digital Content Creationは8,634、総合スコアは7,689でした。

Ryzen 5 5600Gと比較すると、Essentialsは約9%、Productivityは約2%、Digital Content Creationは約22%、総合スコアは約11%上回っています。

Digital Content CreationはGPU性能に影響をうけるため、最も差が開きました。

Blender benchmark

Blender Benchmarkは、オープンソースの3Dソフトウェア「Blender」におけるPCのレンダリング性能を計測するための公式ベンチマークツールです。今回はGPUでレンダリングして性能を計測します。

Blender benchmark

Ryzen 5 8600G(DDR5-7200)の総合スコアは184に達します。Ryzen 5 5600Gと比較して、総合スコアは約24%上回っています。

ただ、RX 6400、GTX 1650との差は大きなものとなっています。特にCUDAが使えるGTX 1650のスコアは突出して高く、Ryzen 5 8600Gの2倍近くのスコアを獲得しています。

Aviutlでのエンコード

無料の動画編集ソフトのAviutlで、ハードウェアエンコードにかかった時間を計測します。素材は10分間のmov形式の4K動画です。

AMD系はVCEEnc、NVIDIAはnvencのエンコーダーを使用します。RX 6400にはハードウェアエンコーダーが搭載されていないので、検証から除外しています。

Aviutlでのエンコード

Ryzen 5 8600Gのエンコードにかかった時間は589秒でした。Ryzen 5 5600と比べて257秒、GTX 1650と比べて174秒早く処理を終えています。

Ryzen 5 8600Gの消費電力

Ryzen 5 8600Gの消費電力

ラトックシステムのワットチェッカーの「RS-BTWATCH2」を使用し、GPU単体ではなく、システム全体の消費電力を測定します。

上記の表は、FFXIV: 黄金のレガシーベンチマーク(フルHD・標準品質)実行中の平均・最大消費電力をまとめたものです。

Ryzen 5 8600Gの平均消費電力は90W、最大消費電力は104Wでした。Ryzen 5 5600Gと比べて微増といった感じですが、RX 6400、GTX 1650と比べて大幅に消費電力は抑えられています。

Ryzen 5 8600GのCPU温度

Ryzen 5 8600GのCPU温度

「Cinebench 2026:Minimum Test Duration:10 minutes」を使用して、CPUの冷却性能をチェックします。CPUクーラーはリテールクーラーのWraith Stealthです。

Ryzen 5 8600GのCPU温度は最高で94℃で、テスト中は90℃を超えている感じです。Ryzen 5 5600Gと比べるとCPU温度は約20℃高いです。

できればリテールクーラーではなく、冷却性能の高いCPUクーラーを別途用意したほうがいいです。

Ryzen 5 8600Gのレビューまとめ

Ryzen 5 8600G
総合評価
( 5 )
メリット
  • マルチコア、シングルコア性能はRyzen 5 7500Fに匹敵
  • 内蔵グラフィックの性能が優秀(一部ゲームではGTX 1650、RX 6400と同等のパフォーマンス)
  • 消費電力は低い
  • OCメモリでゲームパフォーマンスが大幅に上昇
  • 価格が安い
  • フレーム生成に対応していないゲームでもAFMFでゲームパフォーマンスが向上
デメリット
  • CPU温度が高い
  • L3キャッシュの容量が少ないので、ビデオカードを後付けした場合、性能が発揮しづらい
  • OCメモリの価格が高騰していて導入しづらい

Ryzen 5 8600Gの内蔵グラフィックの性能は、前世代のRyzen 5 5600Gと比較して大幅に向上しています。ゲームによっては2倍近くの平均fpsを出しています。

OCメモリを使えば、ゲーム性能はさらに向上し、一部のゲームではGTX 1650やRX 6400に匹敵し、内蔵グラフィックとは思えないほどのゲーム性能を発揮します。

今回の検証では使用していませんが、AFMFが使えるので、フレーム生成非対応のゲームでもパフォーマンスが大幅に向上します。

CPU単体の価格も3万円前後と買いやすく、上位のRyzen 7 8700Gと比べても大幅に安く、コストパフォーマンスは非常に高いです。

CPU温度が高いのは弱点ですが、別途3,000円クラスのCPUクーラーを使えば、十分冷やしきれます。

また、OCメモリの価格が高騰しているのもマイナスです。DDR5-4800でも十分なゲーム性能を発揮できるので、あえて、OCメモリを使用しないのも一つの手かと思います。

Ryzen 5 8600G搭載のおすすめゲーミングPC

最終更新日:2026年1月6日

現在、HPのセールでRyzen 5 8600Gより上位のRyzen 7 7800G搭載モデルがセールとなっているので、あえてここではRyzen 7 7800G搭載モデルを紹介します。

【HP】【新春大祭り2026】HP OmniDesk(AMD)アドバンスモデル

HP Omni
OSWindows 11 Home
CPURyzen 7 8700G
メモリ32GB
GPURadeon 780M
ストレージ1TB NVMe対応 M.2 SSD
価格129,800
製品仕様を見る
CPURyzen 7 8700G
GPURadeon 780M
CPUクーラー空冷クーラー
メモリ32GB
DDR5-5600
ストレージ1TB
Gen 4 NVMe
マザーボードB650チップセット
M.2 スロット数1個(空き0)
幅×高さ×奥行約155mm×337mm×約315mm
電源280W
80PLUS Platinum
ネットワーク有線:1Gbps
無線:Wi-Fi 6、Bluetooth5.4
納期最短3月28日お届け予定
保証1年間センドバック保証
価格129,800

マザーボード画像

マザーボード
メリットデメリット
コンパクトなケースを採用
メモリ32GB搭載
Wi-Fi 7、Bluetooth5.4に対応
静音性が高い
カスタマイズが不可
M.2 SSDの増設は不可能
特長

Ryzen 7 8700GのゲーミングPCです。メモリ32GBと大容量です。、ストレージは1TBと標準的です。マザーボードはB650チップセットのHP特注のものを搭載。M.2スロットは1基しかなく、拡張性は限定的です。Wi-Fi 6、Bluetooth5.4に対応とネットワーク周りは充実しています。

omni desk

正確にはゲーミングPCではなく、OmniDeskのオフィス向けPCなので、デザインに一切派手さはないです。サイズはコンパクトなので、デスクの上に置きやすく、また前面にUSBのインターフェースが多く配置されており、扱いやすいです。

\年末大感謝祭セール品!/

コメント

コメントする

目次