chromebookのLenovo IdeaPad Duetを使い始めてから3か月経過しました。その間に、感じたchromebookのメリット、デメリットについてまとめてみました。
windowsに慣れている自分から見て、率直に感じたchromebookのメリット、デメリットについて語っていきます。
chromebookとは?
chromebookとは、chrome osを搭載したノートパソコンのことです。chrome osは、LinuxをベースとしたOSで、chromeブラウザを最大限に活かせるように設計されたgoogle社のOSです。
Androidスマートフォンのandroidもgoogleが提供しているOSです。そのため、デザイン、使用感もAndroidと似ている点が数多くあります。
Androidスマートフォンの操作に慣れている方はこのchromebookの操作もすぐに慣れると思います。
ちなみに自分が普段から使っているchromebookはLenovo IdeaPad Duetです。タブレットにも、パソコンにもなる、2in1のものです。
chromebookのメリット
全体的に本体価格が安い
chromebookの価格帯を見ると、全体的に安いモデルが多いです。新品で2万円代、3万円代のものが数多くあります。セール時には2万円以下のモデルもあります。
windowsやmacのノートPCと比べると、全体的に安価です。
OS自体が軽いので、低スペックでもサクサク動く
chromebookに搭載されているchrome OSは、全体的に軽いです。OS自体がchromeブラウザを快適に動かすことを主に目的としているため、余計な機能がありません。
それが功を奏して、OS自体が軽くなっているのだと思います。
例えば、自分が今現在所有しているchromebook、Lenovo IdeaPad Duetの搭載CPUはMediaTek Helio P60Tというものです。
このCPUは、低価格のwindowsノートPCによく搭載されている、Celeron N4000よりも性能は低いです。
ただ、chrome OS自体が軽いので、思ったよりサクサク動きます。youtubeのフルHD動画を再生してもカクツキを起こすことはないですし、ブラウジングも快適です。また起動も10秒ほどと速いです。
androidアプリが使用できる
chromebookで使えるソフトウェアは、基本的にchromeブラウザのみでしたが、アップデートによってandoridアプリも使用可能になりました。
現在販売されているほぼすべてのchromebookはandoridアプリが使用できます。
androidスマートフォンユーザーであれば、使い慣れたアプリをそのままchromebookでも使用できます。もちろんゲームもプレー可能です。
もちろんchromebookに対応していないゲームやアプリも当然あります。
chromeに慣れていれば違和感なく使える
windowsパソコンなどで普段からchromeブラウザを使用していれば、chromebookの操作も違和感なく行えます。
windowsパソコンでのchromeでのブラウジング、Google スプレッドシートなどの操作感は全く同じです。
ストレージの容量が少なくても問題ない
chromebookは基本的にchromeブラウザを使用するので、保存もchromebookのストレージではなく、googleドライブなどのクラウド上で保存されます。
そのため、たとえ、chromebook側のストレージの容量が少なくても、特に問題はありません。
ただ、Androidアプリについてはchromebookのストレージに保存されます。Androidアプリを多くダウンロードするつもりなら、ストレージの容量が多いモデルをおすすめします。
googleのアカウントで簡単に紐づけられる
windowsパソコンなどでgoogleアカウントをすでに作成済みなら、chromebookを使う際、そのgoogleアカウントを簡単に紐づけられます。
chromeのカスタイズなど、そのままchromebook上のchromeでもそのまま反映されます。
言ってしまえば、普段使い慣れている環境がchromebookでは簡単に引き継げるということです。
chromebookのデメリット
windowsやmacのソフトは基本使えない
chromebookはchrome osなので、当然windowsやmacとの互換性はありません。つまり、windowsやmacのソフトはchromebookでは使えません。
ただ、wordやexcel等、一部androidアプリに対応しているものがあるので、それらを使って代用するという手もあります。
ただ、当然windows版と全く同じ仕様というわけではないので、その点は注意が必要です。
オンラインで利用することが前提となっている
chromebookはchrome osを動かすことを前提としたノートパソコンです。それはつまり、オンライン上で動かすことを前提としていると言い換えることが出来ます。
もしオフラインであれば、chromeブラウザはもちろん、chromeブラウザを使って動作するソフト、例えば、Google スプレッドシートも当然使えません。
ただし、一部のソフトはオフラインでも作業が可能です。例えば、Google スプレッドシートで「オフラインでも使用可能にする」にチェックを入れれば、そのファイルはオフラインでも作業が可能になります。
ただ、オフラインでも作業可能に対応していないソフトも当然あるので、基本的にはchromebookはオンラインで利用するものだと思った方がいいです。
起動できないandroidアプリもある
chromebookはandroidアプリも使えますが、全てのandroidアプリに対応しているわけではありません。現に自分はauスマートパスプレミアムのandroidアプリをchromebookで使用しようとしましたが、ダウンロードすら不可能でした。
ほぼ全てのandroidアプリを使える、androidスマートフォン、タブレットとは違うものだと理解したほうがいいです。
chromebookはどんな人におすすめか?
軽い事務作業、ブラウンジングという目的であれば、chromebookはまさにピッタリだと思います。
特にwindowsパソコンなどで、chromeブラウザ内での作業が多いのなら、chromebookに移行しても問題はないと思います。
ただ、例えば動画編集などの重い作業をやりたいというのなら、chromebookを使うのはおすすめしません。
chromebookは基本的に非力なCPUを積んでいるモデルが多く、さらにwindowsやmacのソフトにも対応していないからです。
基本的にchromebookにできることはかなり限定されると考えた方がいいです。
chromebookを探してみる
まとめ
個人的にchromebookはメインパソコンとして使うにはいろいろと不便はあると思います。やはりメインパソコンはwindowsやmacが搭載されたものを選んだ方が無難だと思います。
ただ、サブパソコンとしてchromebookを使うのは全然ありだと思います。現に自分はごろ寝用のパソコンとしてchromebookを使っていますが、特に不満はなく、快適そのものです。